【登録方法別】派遣登録の流れを解説!ポイントやよくある質問も紹介
- この記事でわかること
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- 登録方法別に派遣会社へ登録する流れがわかる!
- 派遣登録に必要な持ち物や服装がわかる!
- 派遣登録を行う際に意識したいポイントがわかる!
派遣として働き始めるにあたっては、まず派遣会社への登録が必要です。直接派遣会社に出向くほかにもいくつかの登録方法があり、それぞれメリット・デメリットが異なります。本記事では、派遣の登録の流れを方法別に見てみましょう。
登録時に必要な持ち物や服装のほか、信頼できる派遣会社の選び方についても解説します。複数の派遣会社に登録はできるのか、年齢制限はあるのかなど、気になる疑問を解消してから登録に臨んでみてください。
ワークスタッフでは、幅広い求人情報のなかから一人ひとりの希望条件に合うお仕事をご紹介しています。WEBでのエントリーもできるため、派遣での仕事探しにお悩みの方はお気軽にご登録ください。
派遣会社に登録する際の流れ
派遣会社への登録方法は、派遣会社へ足を運ぶ来社登録と、来社をしないWEB登録・電話登録・WEB面談等によるヒアリングでの登録があり、それぞれ登録する際の流れは異なります。実際に、登録方法別に登録する際の流れを見ていきましょう。
来社登録の場合
来社登録とは、派遣会社に直接訪問して派遣登録を行う方法のことです。
来社登録のメリットとして、登録に必要な情報や条件をより正確に伝えられるため、自分と相性の良い派遣先を紹介してもらいやすいことが挙げられます。また、派遣会社そのものの雰囲気や温度感が知れることも、来社登録のメリットと言えるでしょう。
一方、来社のために時間を割く必要があるほか、場合によっては交通費が発生します。遠方に住んでいる方や忙しくてなかなか時間がとれない方は、不便さを感じるかもしれません。ほかにも、来社登録をしたものの希望の仕事が見つからなかった場合は、そのぶんの労力が無駄になってしまうと感じる可能性もあります。
【STEP.1】来社登録の予約・参加
派遣として情報登録をするため、まず予約から行います。登録の予約はWEBサイトや電話からできるため、希望の日時を伝えるようにしましょう。予約の申し込みが済むと、メールや電話で予約完了の連絡が来ます
【STEP.2】プロフィール登録
予約した日時に来社をし、プロフィールの登録を行います。登録するプロフィール情報は、これまでの職務経歴や現在持っているスキル、希望する職種、勤務条件など主に仕事に関する内容です。
派遣会社によっては、事前にWEB上でプロフィール登録を済ませておける場合もあります。
【STEP.3】簡易適性テスト・スキルチェック
登録した経歴や希望の職種に合わせて、簡単な適正テストを行います。テストの内容としては、タイピングテストや計算・書類作成ソフトの基本操作の確認、計算テストなどがあるでしょう。一般常識を問題に出されることもあります。
これらはあくまでも基本的なスキルの確認が目的です。テスト結果が合否などを左右することはないため、肩の力を抜いて取り組みましょう。
【STEP.4】派遣会社の担当者と面談
登録した内容や希望の条件に合致する仕事がすぐに見つかれば、当日のうちに派遣先を紹介してもらえます。その際、すぐに返事をする必要はありません。紹介された仕事が自分に合った内容なのかを考えて、気持ちが固まったら電話やメールで回答しましょう。
もしその日に希望の仕事が見つからなくても、求人情報が見つかり次第に派遣会社から連絡があります。
訪問せずに登録する場合
直接派遣会社に訪問しなくても、派遣社員として登録することは可能です。ここではWEB登録と電話登録、WEB面談で登録する方法を紹介します。
WEB登録
WEB登録は、派遣会社のサイトから必要な情報を登録する方法です。時間や手間をかけずに済み、気軽に登録しやすいというメリットがあります。
一方、来社登録のように対話をするわけではないため、人柄や熱意が伝わりにくいといったデメリットもあります。WEB上だけでは不安という方は、電話やメールで相談してみましょう。
また、すべての派遣会社がWEB登録に対応しているわけではないため、来社登録よりも選べる仕事が限られてしまいます。複数の派遣会社に登録する際の一つとしてWEB登録を選ぶと良いでしょう。
WEB登録の流れは以下のとおりです。
- 登録したい派遣会社のホームページからWEB登録を選択
- 入力フォームに沿って個人情報や希望条件などを入力
- 登録完了
WEB登録の場合、本人確認用に運転免許証やマイナンバーカード、パスポートといった資料を添付する必要があります。派遣会社によっては履歴書や職務経歴書の作成を求められる可能性もあるため、登録前に確認をしておくとスムーズです。
電話登録
事前に決めた予約日時に担当者と電話でヒアリングを行う方法です。直接担当者とやり取りをするため、WEB登録と比べるとこちらの希望や条件を伝えやすく、派遣会社の温度感を知ることもできます。
しかし、確認や連絡事項があるたびに電話の時間を合わせる必要があるため、ほかの方法に比べるとまどろっこしさを感じてしまうかもしれません。
場合によっては、電話でのやり取りを続ける途中で希望していた募集が終了してしまうケースも考えられます。早めに仕事を見つけたいときは、メールでのやり取りに切り替えるか、電話登録以外の方法も検討しましょう。
電話登録の流れは以下のようになります。
- 登録したい派遣会社のホームページで電話登録を選択
- プロフィール登録を行う(フォームに沿って個人情報などを入力)
- 予約した日時に派遣会社の担当者から電話がかかってくる
- 派遣に関する説明を受け、経験や希望条件など登録に必要な情報を伝える
- 登録完了
日中に仕事がある方などは、電話が繋がりやすい時間帯を事前に伝えておくとスムーズです。
WEB面談
予約した日時に、派遣会社の担当者とビデオ通話で面談を行う方法です。電話と比べて相手の顔を見ながら話せることから、自分の希望や条件をより正確に伝えやすいでしょう。自宅などリラックスできる環境で面談に臨めることもメリットです。
ただし、派遣会社によってWEB面談で使用するツールが異なるため、ツール次第では事前のインストールが必要になります。面談の開催日時と併せて、どのツールを使用するのかあらかじめ確認しておきましょう。
また、電波の接続状況によってはビデオ通話の声が途切れる、繋がらないといったことも起こりうるため、開始前にテスト通話をしておくと安心です。
WEB登録の流れは以下のようになります。
- 登録したい派遣会社のホームページでWEB面談を選択
- プロフィール登録を行う(フォームに沿って個人情報などを入力)
- 予約した日時にWEB面談開始
- 派遣に関する説明を受け、経験や希望条件など登録に必要な情報を伝える
- 経歴や希望する職種に合わせてスキルチェックを行う
- 登録完了
念のため、WEB面談開始時刻の5分前にはスタンバイしておきましょう。
派遣登録会の持ち物・服装
ここでは派遣登録会に必要な持ち物とふさわしい服装を紹介します。必要書類などに不足があると当日スムーズに登録できない可能性もあるため、計画的に準備しておきましょう。
持ち物
派遣会社によって差異はあるものの、派遣登録会で一般的に必要になる持ち物は主に以下の3つです。
・認印
派遣会社によってはシャチハタ不可の場合もあるため、事前に確認しておきましょう。
・運転免許証や保険証など、本人を確認できるもの
運転免許証や保険証以外にも、パスポート、マイナンバーカードなど現住所が記載された本人確認書類であれば問題ありません。
・給与振込先の銀行情報がわかるもの
振込先の情報を参照できるよう、希望の振込先のキャッシュカードや通帳を用意しておきましょう。なお、銀行情報に関しては登録後実際に働き始めることが決まってから必要となりますので、登録のみで必ずしも提示を求められるものではありません。
服装
登録会は面接ではないため、オフィスカジュアルやスーツの着用であれば基本的に支障はありません。また、派遣会社によっては私服でも良い場合があります。その際も、カジュアルすぎる服装や過度に華美なアイテムは避けるのが望ましいです。
なお、スーツやオフィスカジュアルであっても、汚れ・しわがあると清潔感に欠けて見えてしまいます。クリーニングに出すか、洗濯してきちんとアイロンをかけておきましょう。
派遣に登録するときのポイント
実際に派遣へ登録するときに意識しておきたいポイントを紹介します。自分の希望が叶う派遣先を見つけるためのヒントにしてみてください。
希望条件などを明確にしておく
派遣として働く大きなメリットに、自分の条件に合った仕事を探しやすいことが挙げられます。そのためには、まず派遣先に関する自分の要望を明確にすることが大切です。
勤務地や勤務時間、給与などについての希望条件をはっきりさせたうえで譲れないポイントと優先順位を考えておくと、自分に合う求人情報を探しやすくなるでしょう。
また、最適な仕事を紹介してもらえるよう派遣会社にもなるべく詳細に条件を伝えてみてください。できないこと、やりたくないことも正直に話しておくと、就業後のミスマッチを防ぐことに繋がります。
信頼できる派遣会社を選ぶ
派遣会社によって、登録者への対応の仕方やサポート範囲はさまざまです。よって派遣会社選びに失敗してしまうと、希望条件とは異なる仕事を紹介されたり、就業後のトラブルに対してフォローがなかったりと不満が生じやすくなるでしょう。
派遣社員として安心して働くためには、まず信頼できる派遣会社選びが重要になります。サポート内容や保証について説明がない派遣会社は、万が一のトラブル時にも親身になってもらえないかもしれません。
登録前に派遣会社の口コミや評判を調べるほか、来社時の担当者の対応も確認してみてください。
派遣の登録に関してよくある質問
ここからは派遣の登録にあたって気になる疑問を解説します。初めて派遣に登録する方だけでなく、すでに派遣に登録している方も参考にしてみてください。
何歳まで登録が可能?
派遣に限らず、正社員やアルバイトなどすべての労働者には年齢制限がありません。雇用対策法では以下のように定められています。
労働者の募集及び採用の際には、原則として年齢を不問としなければなりません。
派遣社員が同じ派遣先の同じ部署で働ける期間は3年までですが、60歳以上の派遣労働者であれば、このルールも適用対象外となります。派遣の募集には年齢はもちろん経験を問わないものも多いため、どのような方でも働き始めることが可能です。
登録後すぐに働かなければいけないの?
派遣会社に登録をしたあと、働き始めるまでに期間が空いても問題ありません。派遣会社との雇用契約は派遣先で働くことが決まった段階で行うため、登録が完了した時点では契約違反にならないことがその理由です。
実際に派遣会社に登録だけして働いていない方も多いため、気になった派遣会社があれば、まずは登録だけして様子を見るのも良いでしょう。時間をかけて希望の仕事を探せることも派遣社員のメリットと言えるため、焦らず自分のペースで進めてみてください。
派遣会社へ登録だけしてみたい方には、こちらの記事もおすすめです。
複数の派遣会社に登録しても大丈夫?
複数の派遣会社に登録することは可能です。複数社に登録することで、より条件の良い派遣先を探しやすくなるという利点もあります。派遣での仕事探しはタイミングも重要になるため、複数の派遣会社を利用して選択肢を増やす方は少なくありません。
いくつかの派遣会社で同時にエントリーすることも可能ですが、スケジュール管理が難しくなる点には注意しましょう。また、派遣会社からの紹介メール・電話が増えすぎたあまり、本命にすべき理想の派遣先の情報が埋もれてしまう可能性もあります。
不安な方は、信頼できる派遣会社に絞って求人情報を探すのがおすすめです。
派遣会社に複数登録するメリットやデメリットは、以下の記事でも詳しく解説しています。
登録後の解除はできる?
登録後の解除は、メールや電話を通じて簡単に行えます。ただし、派遣会社によっては書面での手続きや来社が必要になるかもしれません。解除方法は多くの場合、派遣会社のホームページへ記載されているため、面倒に感じる方は事前に確認しておくと安心でしょう。
「今後また派遣として働くかもしれない」という場合、登録解除ではなく派遣先紹介に関する連絡を一度ストップさせることも可能です。このときも派遣会社の担当者へメールや電話で相談してみてください。
派遣の登録に関する基礎知識まとめ
派遣の登録は、派遣会社に直接来社して行う以外に、WEB登録や電話登録などの選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを比較して「自宅から簡単に仕事探しがしたい」「担当者と相談しながら仕事を見つけたい」など、自分に合う方法を選んでみましょう。
ワークスタッフでは、幅広い求人情報のなかから一人ひとりの希望条件に合うお仕事をご紹介しています。WEBでのエントリーもできるため、派遣での仕事探しにお悩みの方はお気軽にご登録ください。